こんにちは、rinnshannです。
少し前のニュースで、火力が弱まったバーベキューの炭に消毒用のエタノールをかけてしまったことで、炎上してしまい一人が亡くなるという事故がありました。若い命が失われたことは非常に残念なことですし、今後同じようなことがないようにしていただきたいと思います。ご冥福をお祈り申し上げます。
また、業務上、消毒用以外でもエタノールを利用している私からすれば、たとえ火力が弱まった炭だったとしても、火力を強めるためにエタノールをかけるということはしないのですが、同じ状況になったときにエタノールをかけて火力を強めようと思ってしまう方は多くいるのでしょうかと少し疑問に思いました。
理科・化学の実験覚えていますか?
私は今でも薬品を使うことが結構な頻度であるわけですが、ほとんどの方にとって最後に薬品を使ったのは、おそらく理科・化学の実験をしたことになるかと思います。
正直なところ、私はどのような実験をしたかほとんど覚えていませんが、水素の燃焼実験や石鹸を作ったような記憶が微かに残っています。今でも化学薬品を使っているような特殊な例である私のことはひとまず置いておきまして。
そういえば、薬品を反応させるために加熱が必要な場合、アルコールランプやガスバーナーを使われた方も多いかもしれません。ですが、今では実験用のガスコンロを使用しているそうですね。(私の時はまだ、アルコールランプやガスバーナーを使っていたと思います。)
事故の元だということで、より安全に実験ができるように変わっていくのは確かにそうだと思いますが、個人的にはアルコールランプのシルエットが好きということもあって、それがなくなっているのは少し寂しくもあります。
リスクをどこまで許容するか?
また、理科・化学の実験では、場合によっては事故が起きることもあります。これもまた最近のニュースで見ましたが、鉄と硫黄と塩酸を反応させて硫化水素を生成する実験では、体調が悪くなった生徒が緊急搬送されたというようなものもありました。
家にあるような身近なものでは、塩素系の漂白剤を酸性のものと混ぜると塩素ガスが発生してしまう、ガスに臭いを付けていることで、ガス漏れに気が付くといった例があります。
私も社内実験で、次亜塩素酸HClO(NaClOとして利用)を時々使用するのですが、塩素ガスが発生しないようにpHには気を付けています。特にpH4以下になると、次亜塩素酸が徐々に塩素ガスCl₂に変わるからです。もちろん、実験室内なので大量に使うということはないですが…。
我々の生活
我々が知らないだけで、日常生活は科学・化学によって成り立っているということ。
臭いのある物質や気体生成の実験をする際には、直接臭いを嗅がずに手で仰ぐようにして嗅ぐということを覚えている方はどの程度いらっしゃるかわかりませんが、
こうして化学物質に携わるようになると、普段の生活中でも臭いの違いには敏感になっていくようになるのは面白いですね。
明らかに不要なリスクは排除していくべきだと思いますが、あまりにリスクを取らなさすぎることで、将来重大なリスクをさらされる際に対処できなくなってしまうこともあるかもしれません。
身近な化学の一例?
例えば、空気より軽い気体か重い気体か、なんて話はどうでしょうか?
空気の分子量が約28.8なので、
空気より軽いのは、水素、ヘリウム、アンモニア、メタン、…
空気より重いのは、二酸化炭素、硫化水素、塩素、…
空気とほぼ同じなのは、一酸化炭素(若干軽い)
といったように、何となく頭の中にいれておくと、役に立つことも中にはあるかもしれません。(上の例は同温同圧の場合ですが…。)
以上です、引き続きよろしくお願いいたします。


コメント