ゴールド、シルバー、プラチナが強い!(もっと買っておけば良かった…。売らなければよかった…。)

資産運用
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こんにちは、rinnshannです。

近年、貴金属市場が活況を呈しており、特に金、銀、プラチナといった主要な貴金属が大幅な価格上昇を見せています。これらの貴金属は、世界経済の不確実性や地政学的な緊張の高まりを背景に、安全資産としての魅力が高まっていることが主な要因として挙げられます。

 

金・銀・プラチナ価格が高騰!その背景と今後の展望

📝 ある投資家の「失敗と反省」:高騰の波に乗れなかった理由

貴金属価格の急騰は、個人投資家にとっても大きな関心事ですが、その波に乗り切れず、苦い経験をしたRさんのケースもあります。

  • 極端な現金比率の弊害: 2025年2月~4月にかけて、株式が下落していた頃、新NISAの積み立て月25万円を継続的に行うために、Rさんの現金比率は1%前後まで低下していました。この極端な現金不足が、予期せぬ事態への対応力を奪う結果となりました。

  • 売却のジレンマ: 現金が少なくなっていたことで、追加の資金を確保する必要に迫られました。しかし、当時、株式は下落債券は横ばいで、低い価格で売却したくありませんでした。結果として、当時も上昇していたゴールド(金)しか売却できるものがなかったのです。現金不足分の確保のために、最低限のみを少しずつ売却することで、一時的に資金繰りを解決しました。

  • 「いつか下がる」という誤算: 売却当時は「そのうち下がるだろう、その時に買い戻せばよい」という思いがありました。しかし、結果は真逆で、4月以降も金価格はどんどん上昇していき、売却時よりもかなり上の価格で推移している状況です。

  • 反省点: 「もっと買っておけば良かった…。」、「売却しなければ良かった…。」―いつものことですが、やはり「○○しておけば良かった…。」という後悔が残ります。      安いうちにもっと買っておけば良かったですし、4月にやむを得なかったとはいえ売却しなければ良かったという思いが強いです。                        この経験から得られた反省は、当たり前のことですが「現金が少なすぎるのは良くない」というものです。現在の目標現金比率は3%~5%としていますが、一時期の1%台という極端な低さは今後は避けようと強く思っています。(Rさんより)

金価格の高騰

金は、古くから富の象徴として、また非常時の安全資産として認識されてきました。最近の金価格上昇の背景には、いくつかの要因が複合的に絡み合っています。

  • 1. インフレヘッジとしての需要増 世界的な金融緩和策と政府支出の拡大により、主要国でインフレ懸念が高まっています。インフレは通貨の購買力を低下させるため、価値が実物資産である金に資金が流入しやすくなります。

  • 2. 地政学的リスクの高まり ロシア・ウクライナ紛争の長期化、中東情勢の不安定化、米中関係の緊張など、世界の地政学的リスクは依然として高い状態が続いています。このような不確実性の高い状況下では、投資家はリスク回避のために金を買い求める傾向があります。

  • 3. 各国中央銀行による買い増し 近年、中国やインド、トルコなど新興国を中心に、各国の中央銀行が外貨準備の多様化と自国通貨の安定化を図る目的で、金の購入を増やしています。これにより、金市場の需要が底上げされています。

  • 4. ドル安の進行 一般的に、ドル安は金価格を押し上げる要因となります。ドル建てで取引される金は、ドルが安くなると、ドル以外の通貨を持つ投資家にとって割安感が生じ、購入意欲が高まるためです。

銀価格の動向

銀は「貧者の金」とも呼ばれ、金と同様に安全資産としての側面を持つ一方で、工業用需要も非常に高い貴金属です。

  • 1. 金価格との連動性 銀価格は、金価格の動向に強く連動する傾向があります。金が上昇すれば銀も追随し、金が下落すれば銀も下落することが多いです。

  • 2. 工業用需要の拡大 銀は太陽光発電パネル、電気自動車、スマートフォンなど、先端技術分野で不可欠な素材です。脱炭素社会への移行やDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展に伴い、これらの分野での銀の需要は今後も拡大が見込まれます。特に、再生可能エネルギー関連の投資が加速することで、銀の需要を押し上げる可能性があります。

  • 3. 供給面の課題 銀は金よりも埋蔵量が豊富ですが、採掘の大部分は銅、鉛、亜鉛といった他の金属の副産物として行われています。そのため、主要金属の採掘量が減少したり、新たな鉱山の開発が滞ったりすると、銀の供給に影響が出る可能性があります。

プラチナ価格の現状

プラチナは、その希少性と高い触媒作用から、主に工業用、特に自動車の排ガス浄化触媒として広く利用されています。

  • 1. 自動車産業の動向 プラチナ需要の約半分は自動車の排ガス浄化触媒向けです。世界的な自動車生産台数の回復や、特にディーゼル車の排ガス規制強化がプラチナ需要を支える要因となっています。しかし、電気自動車(EV)へのシフトが進むと、将来的にプラチナ需要に影響を与える可能性も指摘されています。

  • 2. 供給の偏り 世界のプラチナの約7割は南アフリカで生産されており、供給が特定の地域に偏っています。南アフリカの政情不安や鉱山でのストライキ、電力供給問題などは、プラチナの供給に大きな影響を与え、価格を変動させるリスクとなります。

  • 3. 宝飾品需要と投資需要 プラチナは白く輝く美しい光沢から、宝飾品としても人気があります。また、金や銀に比べると投資商品としての知名度は低いですが、その希少性から投資対象としても注目されています。

今後の展望と教訓

貴金属価格の今後の動向は、以下の要因に左右されると予想されます。

  • 世界経済の動向: リセッション(景気後退)懸念が強まれば、安全資産としての貴金属需要は高まります。

  • インフレ圧力: インフレが継続または加速すれば、貴金属はインフレヘッジとして引き続き魅力的な選択肢となります。

  • 金融政策: 各国中央銀行の利上げ・利下げの動向は、ドルの価値や投資家のリスク選好度に影響を与え、貴金属価格に影響を及ぼします。

  • 地政学的リスク: 世界情勢の緊張が高まれば、貴金属は安全資産としての需要が高まります。

  • 工業需要: 特に銀やプラチナは、太陽光発電やEVなどの新技術分野の成長が需要を押し上げる可能性があります。

貴金属は、ポートフォリオのリスク分散やインフレヘッジとして有効な資産である一方で、価格変動リスクも伴います。投資を検討する際は、これらの要因を総合的に判断し、慎重に行うことが重要です。

引き続きよろしくお願いいたします。

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